六種の薫物

午前中はトリートメント。

 

朝から太陽がキラキラ輝く、暖かな日でしたので、寒くなくお帰りいただけて良かったです。

 

午後は練香。

 

数千人の高弟を持ち、数万人に受戒を与えていた高僧「鑑真和上」は、

 

栄叡、普昭の過酷な困難を乗り越える努力の末、754年来日を果たしますが、

 

ここから香の調合技術が盛んになりました。

 

鑑真和上の持参目録は、奈良「正倉院」に現存されていますが、

 

お香作りに欠かせない多くの香薬が記されています。

 

あまづらを混ぜて練り上げるため、香そのままの香りを楽しむことができるのが、練香の特徴です。

 

平安京の時代に入ると、薫物合わせが盛んになりますが、この薫物とは、練香を指します。

 

今日は「薫集類抄」六種の薫物から黒方を作成!

 

冬深く、四季にわたりて身にしむ色の懐かしき匂いかねたり。

 

現代語に訳すと、1年中 めっちゃいい香り(^^♪